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Team Geekを読んでみて思ったこと
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- よしかわ たいき
- @yoshikawataiki
Team Geekを読んでみて思ったことを綴っていきたいと思います。
対象読者
- Team Geek を読んでみたい人
- 成長したいエンジニア
- チームを作りたい人
本について
はじめに
人間は難しい 人間は断続的なバグの塊だ
引用元(Team Geek)
これってすごい面白いですよね。僕みたいな人間は、バグの塊なんですよ。
プログラムは、書いたらそれ通りに動作するけど、僕に対して書いたり言われたりしても、必ず動作する保証はないです。
この記事を読んでいる貴方もそうですよね?例えば、貴方がこの記事を絶対読んでくださいって記事に書いてあるのに、読まずにブラウザバックしたり。
そんな人間だからこそ、どう扱えば良いのかを考えるっていうのはめちゃくちゃ面白いですよね。
天才プログラマの神話
完成していないものを見られたら、何か言われるんじゃないかと本当に不安だ。細かいところまで見られて、馬鹿だと思われないだろうか。
引用元(Team Geek)
エンジニアなら何人もの著名人を思い浮かべるのではないでしょうか?
僕は、一番最初にザッカーバーグが脳裏をよぎりました。
最近僕が思っていることとしても、早い段階でミスしておけば、良いんじゃないかと思ってます。
だって、僕なんてまだ学生だし、ミスっても会社の損にならないわけですよ。
失敗を恐れずに、共有するという心の持ちようってエンジニアにとって大事なんですよね。
「ソフトウェア開発はチームスポーツである。」
チームスポーツの経験がある人は、開発って似ている!ってなるときがくるんですよね。
そこで、HRT という考えが出てくるんですよね。
3 本柱(HRT)
- 謙虚(Humility)
- 尊敬(Respect)
- 信頼(Trust)
あらゆる人間関係の衝突は、謙虚・尊敬・信頼の欠如によるものだ。
上記の文を読んだ僕は、「はじめに」で記されている「人間は断続的なバグの塊だ」と結びつきましたね。
素晴らしいチーム文化を作る
ところで、文化ってなんだっけ?
文化にはいくつかの定義が存在するが、総じていうと人間が社会の成員として獲得する振る舞いの複合された総体のことである。社会組織(年齢別グループ、地域社会、血縁組織などを含む)ごとに固有の文化があるとされ、組織の成員になるということは、その文化を身につける(身体化)ということでもある。人は同時に複数の組織に所属することが可能であり、異なる組織に共通する文化が存在することもある。もっとも文化は、次の意味で使われることも多い。
ハイカルチャーのように洗練されたもの
象徴的な思考や学習による信念やふるまいのパターン
ある社会組織に共有されている価値観
引用元(文化 - Wikipedia)
文化には、良い文化と悪しき文化が存在します。みなさんも一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
成功するための良い文化は残して、悪しき文化は変えていこうぜ!という気持ちになりました。
共有されている価値観ってなんだっけ?
例えば、エンジニアとデザイナーの会話で誤解が生じたら良いアプリ出来ないですよね。
ミッションステートメントを書くことで、認識の違いを明らかにし、プロダクトの方向性をしっかり決めなきゃいけないなと大学生ながら思いました。
MTG ルールが明確に記されているので、これは大学内外どんな場所でも使える!と思いました。
だめなミーティングは生産性を下げるっていうことは重々承知なので、みんなも気をつけようね。
船にはキャプテンが必要
この本を読んでいて、この 3 章がめちゃくちゃ参考になりました。
マネジメントの仕事の指標は、チームの幸せ、生産性を高めることであるということです。
パフォーマンスの低い人を無視したり、自分の言いなりになる人を採用する。(日本の企業はこの傾向が強い気がする)
すぐに、治療しなければチーム全体を殺してしまう悪しきマネジメントはやめようということです。
管理したくなる衝動を抑える。
管理したくなる衝動を抑えて、その代わりに君よりも頭がよくて、代わりになるような人を採用したほうがいい。ソフトウェア開発において人間を扱う部分がいちばん難しい。そのなかでも最も難しいのは、期待に応えない人をどうするかという部分である。
引用元(Team Geek)
失敗したときに謝罪できるリーダーは尊敬されるのは身を持って経験している。
なので、貴方がリーダーになったら、失敗したときにはしっかりと謝罪をしましょう。
アンチパターン、リーダーシップパターンの両方が記載されているので、ぜひ読んでみてください。
有害な人に対処する
有害な人に対処する方法を提示してくれます。
まだ有害な人に会った経験があまりないので、もしも体験した際にはフル活用したいと思います。
ネガティブな振る舞いを拒否するような文化を作るほうが健全だ。排除するのはあくまでも振る舞いであり、特定の個人ではない。
確かに、特定の個人の技量は悪くはない。悪い振る舞いをしている人は、それが悪いと気づいていない。そもそも気にしていない。
こういうことも HRT の欠如によるものなので、もう一度思い出してほしい。
組織的操作の技法
理想と現実は程遠いものがあるっていことを認識しなきゃな…と感心しました。
コンフォートゾーンを抜け出して、新しいことに挑戦したいという気持ちも表す。
悪いマネージャーも世の中にはいて、僕や貴方を奴隷のように扱うマネージャーがいる。
自分が期待することを他人に伝えること。
フィードバックはめちゃくちゃ大事。
道がないなら道をつくること。
悪い習慣はやめることができない。良い習慣に置き換えなければならない。
あ、最後にプラン B があって、内容は「逃げる」ということでした。逃げることも大事。
ユーザーも人間
ユーザーに集中すれば、他のことはすべてついてくる。
ユーザーのことを忘れてはいけない。
初めて使うユーザーのことを考える。
信頼は最も大切なりソースだ
信頼を獲得するのは、とても難しい。だからこそ、ユーザーには常に敬意を払おう。
まとめ
深夜に書くと何書いてるか分からなくなりますが、めっちゃ真面目に書きました。
また、自分の考えが変わったら追記していきたいと思います。
次は、達人プログラマー 職人から名匠への道の感想を書きます。