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X1 YogaにArch Linuxを入れた話

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どうも、よしかわです。先日、Yoga を購入しました。

もしよろしければ、こちらの記事もどうぞ。

ThinkPad X1 Yoga のレビューをする

今回は Arch Linux を入れたので、メモ書き程度に綴っていきます。

方針

Windows10 と Arch Linux をデュアルブートする

インストール前の準備

インストールメディアをつくる

USB インストールメディア

  • LENOVO ロゴの画面で Enter を押す
  • Startup Interrupt Menu の画面で F1 を押す
  • Secure Boot を無効にする
    • Security > Secure Boot
    • Secure Boot が Disabled であることを確認
  • USB メモリの Linux の起動を最優先にする
    • ESC を押して、Startup > Boot
    • USB メモリの Boot Priority Order を 1 番にする
  • F10 (Save and Exit)を押して、Yes を選択する
  • 再起動し、インストールメディアが起動する

パーティションテーブルの作成

ブート、ルート、ホーム、スワップも一応作っておく。

僕の場合、nvme0n1p1 がブート領域。nvme0n1p3 が Windows の本体。

ぶっちゃけ、スワップ領域いらないかもしれないですね。

lsblk
NAME          SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
nvme0n1       477G  0 disk
├─nvme0n1p1   260M  0 part /boot
├─nvme0n1p2    16M  0 part
├─nvme0n1p3 103.5G  0 part
├─nvme0n1p4    18G  0 part [SWAP]
├─nvme0n1p5   140G  0 part /
└─nvme0n1p6 215.2G  0 part /home

ext4 でフォーマットし、マウントする。

デバイスファイルをまちがえないように!!

mkfs.etx4 /dev/nvme0n1p5
mkfs.etx4 /dev/nvme0n1p6
mount /dev/nvme0n1p5 /mnt
mkdir /mnt/boot /mnt/home
mount /dev/nvme0n1p1 /mnt/boot
mount /dev/nvme0n1p6 /mnt/home

システムのインストール

ArchWiki のインストールガイドにならって進めていきましょう。

wifi-menu
timedatectl set-ntp true
vim /etc/pacman.d/mirrorlist
pacstrap /mnt base base-devel zsh git dialog wpa_supplicant
genfstab -p /mnt >> /mnt/etc/fstab

ここからインストールしたシステムに切り替えて操作する。

arch-chroot /mnt
echo ThinkPad X1 Yoga > /etc/hostname
ln -s /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
vi /etc/locale.gen
locale-gen
echo LANG=en_US.UTF-8 > /etc/locale.conf
mkinitcpio -p linux
passwd

ブートローダのインストール

grub を使おうと思っていたら、grub は NVMe に対応していないようでブート出来ない記事が多数見つかったため、以下のブートマネージャを使用。

systemd-boot - ArchWiki

systemd-boot は、systemd に同梱されている。

bootctl --path=/boot install
vi /boot/loader/loader.conf
# default  arch
# timeout  1
# editor  0
cp /usr/share/systemd/bootctl/arch.conf /boot/loader/entries/
pacman -S intel-ucode
# Intelのマイクロコード修正もここで入れておく
blkid -s PARTUUID -o value /dev/nvme0n1p4 >> /boot/loader/entries/arch.conf
# 手打ちは大変なので、rootパーティションのPARTUUIDを追記しておく
vi /boot/loader/entries/arch.conf
# title   Arch Linux
# linux   /vmlinuz-linux
# initrd  /intel-ucode.img
# initrd  /initramfs-linux.img
# options root=PARTUUID=hogehoge rw

これで Arch Linux のインストールが完了したので、再起動してみましょう!

exit
umount -R /mnt
reboot

参考資料

Thinkpad X1 Carbon (Gen 4)に Arch Linux をインストールする

ThinkPad X1 Carbon に Arch Linux をインストールした

X1 Carbon 2016(Gen 4)に Arch Linux をインストール

VAIO Z で Arch Linux と Windows 10 をデュアルブートする